統一地方選挙後半戦投票日47分前の記事として読むとさらに面白いです。ネットがまだまだこなれていないメディアだということが、はっきりあらわれていると思います。
ネットでは世論形成の仕組みができあがっていないのも大きいのでは。ブログ炎上も”世論形成”のひとつなんだな、とは思いますが。
気になるのは、世耕補佐官のコメント。
担当する世耕弘成首相補佐官(44)は、韓国や米国のように、ネット上での政治論議や選挙論議が盛り上がらない点を不思議に思う。「日本は既存メディアの信用が大きく、わざわざ『ネットに情報を取りに行かなくてもいいや』と考える人が多いのではないか」。
『ネットに情報を取りに行かなくてもいいや』と考えてるんじゃなくて、
「日本は既存メディアの信用はガタ落ち。選挙の時だからこそ、ネットに情報を取りにいったけど、議員サイトも含めて、手軽に投票の判断基準となるような情報はすぐに出てこない。検索ですぐにひっかかる情報は貧弱で、とても政治論議や選挙論議のベースにはならない。従って盛り上がらない。」
普段から、政治家のサイトをみたり、議会議事録を見ている人はほんとに少ないと思うけど、いかがでしょう。
ネットの情報は玉石混交。おまけに政治家も自分の政策などを積極的に表明し、日常活動もネット上で世に問うているのは、国政レベルでも少数派。ましてや地方自治体の議員はお話にならない低いレベル。ネットの情報発信が貧弱なのを、公選法の制限を口実にしている議員もいるくらいだ。
既存メディア、ネットともに、発信される選挙情報は質、量ともに不足している。ましてや選挙カーで名前をわめくだけの選挙活動が横行している。この情報不足のため、投票の選択基準が個人個人の中で形成できず、ネット上での政治論議や選挙論議が盛り上がらないのではないか。また、投票率の低下という民主主義国家においてはきわめて深刻な事態を招いている一因は、既存メディア、ネット上ともに投票にあたっての判断基準となる情報を発信していないからだ、と考えています。
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by iza-ryusoo
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